●子供が薬を飲んでくれない!と服薬の意義を理解できずにお子様へお薬を与えるのは苦労の連続かもしれませんね。そんな保護者の悩みをうまく解決できればよいのですが。。

●乳幼児・小児のお薬の服用方法については、「 5つの原則 」 を守りましょう。

まずは水で飲ませる。
ミルクとは混ぜない。
食後にこだわらない。
飲めなくても怒らずに褒めてあげる。
お薬を飲む事の意義をやさしく教える。

赤ちゃんには1日に何度も授乳します。 少し大きくなっても食事の時間は一定していません。 そうすると「1日3回食後服用」という指示では、不適当な場合があります。 子供の薬は、ほとんどが胃に対する負担はそれほどありませんので、食事をしたかどうか食事の前か後かということは、あまり気にする必要はないのです。 それよりも朝起きてから寝るまでの時間を均等に分けて薬を飲む間隔を一定にするやり方をおすすめします。

飲ませかたのコツ <水剤> ・ スプーンやスポイトでほほの内側に落として少しずつ飲ませる。口直しに水やぬるま湯を飲ませます。

・ <粉薬>哺乳瓶を使って飲ませます。

・ 薬を少量の水やぬるま湯に溶いて、ペースト状にしたものをきれいに洗った手で頬の内側やあごにこすりつけて飲ませます。 それでも飲まない場合 ・くすりに砂糖を混ぜてみます。 ・輪切りにしたバナナの間に薬と砂糖を混ぜ合わせたものをはさみ、スプーンでつぶしそれを少しずつ頬の裏側などにぬりこむ。

・アイスクリームに混ぜて少しずつ飲ませる。(冷たいものと一緒に飲ませると、くすりの苦味に鈍感になります)但しお薬によっては、かえって苦味が強くなる場合もありますので、前もって薬剤師などに確認するとよいでしょう。さらにバニラ風味(フレーバー)なども活用するとよいです。

・ <錠剤・カプセル剤> 水、又はぬるま湯と一緒に飲ませます。 ☆この時、お子さんを座らせた状態で飲ませてください。(寝かせたままで飲ませると窒息する恐れがあります) ☆ 飲んだ後、口の中に錠剤が残っているかどうかチェックしてください。(まれに口の中にそのまま残っていることがあります)

・ <坐薬>入りにくい場合、水で少し湿らすとすんなり挿入できます。 夏場の保管は冷蔵庫に入れておくと使用しやすくなります。 <注意すること> ・ 主食であるミルクに混ぜたり、乳首の先につけたりして飲ませてはいけません。 ミルク自体が嫌いになってしまうことがあります。

・ 内服薬を飲ませる時、赤ちゃんの手足を毛布でくるみ、しっかりと抱きかかえホッペをおさえて口の中に入れるようにするとよいです。

・ 病院で処方された薬は、必ず処方通りに飲んでください。 親の判断で病気がよくなってきたからいって飲むのを止めたら、症状がまたでてきたりする場合があります。 いつまで飲むのか、どのように飲むのか等、薬剤師にきちんと確認してください。

・ 飲ませ方等、お子様のお薬に関する質問はお気軽に薬剤師にご相談ください。

・マクロライド系抗生物質はゼリーでの服用をかつようして下さい。(ゼリーは市販されているものがとても便利です。)

・さらに、どうしても服薬ができない場合には、子供が好む味の濃い食品としてチョコレートやココア、ジャム、ピーナッツクリーム、パン用のチョコレートクリームなどにお薬を混合してみるのもよいでしょう。

・変わった方法としては、服薬のたびに「シール遊び」をやり、子供の服薬意欲をかきたてるという手もあります。

・また、子供だけがお薬を飲まされているという感覚をなくす(目の前で大人も一緒に飲むマネをするなど) のも一つの方法です。

 

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